Chromeで動かないGreasemonkeyのスクリプトはかなり多いのでは?
http://blog.chromium.org/2010/02/40000-more-extensions.html
I expect between 15%-25% of scripts to not work in Google Chrome.
Google ChromeでGreasemonkeyのスクリプトが拡張として動くようになったよ、大体15から25%のスクリプトはダメだと思うけど……ですってよ奥さま。
というわけで、拙作のスクリプトを実際に動かしてみました。
Bibliwo
公立図書館に蔵書確認を行い、Amazon等オンライン書店の書籍ページに予約ページへのリンクを挿入します。
=>ダメ。
Google App Engine Log Timezone Adjuster
Adjusts Google App Engine's log timezone(PST) to your local timezone. Google App Engineのログにおける時刻表示のタイムゾーンを、PSTからローカルのものに変換します。
=>ダメ。
ALC counter
Counts up the number of looking up for each word by ALC. http://www.alc.co.jp/ ALCの提供する英辞郎 On the Webでの各単語の検索回数を覚えて表示します。 同じ単語ばっかり検索してる気がするので作ってみました。
=>ダメ。
全滅ですってよ奥さま!
Chromeのコードを読んでみると、動くのは以下のAPIだけっぽい。
- GM_addStyle
- GM_xmlhttpRequest
- GM_openInTab
- GM_log
以下のAPIは明示的に未サポートである旨コードに書いてある。
そしておそらく、GM_XHRはクロスドメイン制約がかかっている模様(GM_がつかない、通常のXmlHttpRequestで実装してあるように見える。詳しく読んでいないので嘘の可能性大)。
というわけで、
Bibliwo -> getValue, setValue, registerMenuCommand, クロスドメインXHRを使っている。全然ダメ。
Google App Engine Log Timezone Adjuster -> クロスドメインXHRを使っている。ダメ。
ALC counter -> getValue, setValueを使っている。
ダメ。
こういうことのようです。
これだけ制約が厳しいと、よく使っている有用なスクリプトがほとんど動かないような気がする……
よしOK。愛してるぜFirefox!