Bibliwoで延々と図書館対応してて思ったこと

  • 図書館のWebサイトは作っておいて欲しい。
  • Webから蔵書検索ができていて欲しい。
  • ISBNで蔵書検索ができていて欲しい(できないところは結構多い)。
  • 検索するだけでセッションとか使わないで欲しい。
  • 検索するだけでRefererチェックとか入れないで欲しい。
  • ISBN内に'-'を入れなくても検索できていて欲しい、というかせめて'-'の位置は正規化しておいて欲しい(昔の中野区、渋谷区の図書館は、'-'の位置が書籍によってデタラメで、'-'の位置を何パターンか変えて検索しないといけなかった)。
  • クエリパラメータの順番を変えても動くようにして欲しい(というか順番に依存して作る方が難しくないか。自力でクエリ部を解析してるのか)。
  • 検索結果にGETメソッドでアクセスできていて欲しい(POSTメソッドの方がかなり多い)。
  • 書籍の個別ページにGETメソッドでアクセスできていて欲しい(POSTもかなり多い。要はRESTしてくれ)。
  • 都道府県立図書館からISBNで横断検索できていてほしい(これがあると、図書館の個別対応が非常に楽)。
  • あんまり頻繁にシステムを入れ替えないで欲しい。

ここまで、現在のBibliwoレベルのサービスを実現するために改善して欲しいこと。
これ以上のことを実現する場合、図書館ごとにインタフェースが全然違うことが障害になる。例えば、ISBN検索->検索結果解析->書籍ページへのリンク作成、までならなんとかなるものの(最大3ページ分くらいスクレイピングすればいい)、ボタン一発で予約とか、予約待ち状況の表示なんてことはとてもできない。

というかこんなん各自治体が個別にシステムを導入する意味なくない?
高機能なWebAPIを備えた、各自治体に共通のシステムが一つあれば良いのではなかろうか。SalesForceあたりの人がまともなシステム作って各自治体に売り込みに行って欲しい。
図書館行政の独立性とか考えると、中央集権的なシステムの導入は理念にあわないのではないかという気もしなくはないけど。

ただ、書籍に関してはCDやDVDに比べればその状況は圧倒的にマシ。CD等はISBNのようなIDで検索することができないので、Bibliwo相当のサービスが実現できない。JANコード、ASIN、規格品番というIDは存在するものの、複数のサービスを横断して利用できるようなものではない。

世の中には「IDが振られるべきであるにもかかわらず、振られていないもの(振られているけどWebでは使われていないものも含む)」が沢山ある。映画とか、文房具とか。映画にリンクを張りたいとき、どこにリンクすべきか悩んだ経験を持っている人は多いはず。公式サイトって何か違うような気がするし。古い映画だと公式サイトなんか存在しないし。
こういうものにIDを振り、そのIDに影響力を与え、そしてリンク先を自分の所に集約する。こういうことができる隙間はまだまだ沢山あるはず。

まとまってないけどまとめるつもりがないからです。寝ます。歳だから4.5h睡眠を続けるしんどいんだ。